お引越しということで、やるべきことは電話番号の移転と、ネットの移転。
ルビ家、前の家では、電話は大家の名義のままで、そこに自分達の名義で
ADSLを新規開設しました。新居では、電話番号を新設して、その番号に
以前からのADSLを移転。
会社も同じなんだし、フツーはスムーズに手配、作業が進みそうなものですが、
そこはもう、このシリーズをお読みの方々は展開をお分かりでしょう。
実に、最初に連絡を取った日から、1ヵ月半以上経った今もまだ全ては
終わっていません。
これまでのことを、覚えている限り時系列にしてみました。
例によって、長~いので、お時間のない方は、下欄の「ルビーからのお告げ」をどうぞ♪
<8月上旬>
●引越しの1週間前
近所のフランステレコムの営業所に出向いて、住所変更を通知。
すると、「賃貸契約していても、入居前だからまだ手続きには早すぎる(⇒???)
でもワタシが、今の家と引越し先のネット接続が途絶えないように手続きを
してあげるわ。手続きが完了したら連絡します♪」と優しいお姉さん登場。
が、週明け、当然のように連絡がないので、ルビ家から何度か確認の電話を
しましたが、不明。再度営業所に出向き、他の職員に確認したところ、案の定、
なーんの手続きもされていませんでした。。。信じられん。
っていうか、依頼した電話番号新設やネット変更手続きどころか、
住所変更
さえも端末に入ってなかったのです。その場で端末の入力内容を確認し、
新しい番号ももらったのですが。。
●結局、前の住人が電話の解約手続きをしておらず、それで私達は新設できない・・・
(⇒これまた???)という説明を受け、技術部門に再度ファックスで自分が
住居人であるとの賃貸契約書を送り、ようやく電話がつながりました。
最初に営業所に出向いてから、実に
2週間半後にその原因とやらが判明し、解決。
その間、お客様サービス(1014)、技術サービス(1013)に電話をかけまくり。
はい、もちろん、待たされまくり。とにかく誰も解決できません。
「私はその担当ではありません」という返事されまくり。
「じゃあ、担当者、責任者につないでください」と依頼して、電話をたらいまわし
にされて、挙句の果てには電話切れたりして、なんなんぢゃ、君達、仕事しろっ。
とにかく時間がかかりまくり。
営業所にもお百度参り・・・は言いすぎですが、お百度電話では埒があかず、
面と向かって言った方が良いかと思い、3回は行きました。
電話にしても、営業所にしても、端末上の登録画面内容もバラバラで当然対応も
バラバラ。新設(creation)になっているから、とにかく待てばいいのだ、とか、
住所変更自体、まだされてない、だとか。
電話開設といっても、電話線自体は既にひかれているのだから、電話番号を
新規に作成して、作業手配すればいいだけなのに、そんな基本的なことができない。。
(わざわざ引越し前に変更を通知しに行ったのに!!)まさに、お金かえせ、ですよ。
(電話新設は自動的に50ユーロの徴収)
<8月中旬>
●お引越しは完了。
引越しから、なんと5日目にインターネットがつながった!
フランスにしては、早い!奇跡!! ありえない!! と喜ぶルビパパ。
が、これが2,3日も持たずにまた切断~~!!!!
これは、ルビパパの見解。
「そもそもまだ電話も、
ルビ家の新しい電話番号で開通してないのに、なぜ
ネットだけがつながった?? フランステレコム・ORANGEの作業担当が
間違えて作業した可能性が高い! 要は、前の住人の電話番号のまま、インターネット
のADSL開通の作業を実施。で、開通後、前の住人の電話番号を切断し、ルビ家の
新しい電話番号への変更作業が入る⇒前の住人の電話番号に接続されていたネットも
一緒に切れた。という流れ。実際、ルビ家の新しい電話番号が開通したのは、ネット
が切れたのとと同日。」
これを、コールセンターのお姉さん、お兄さんに言った所で、彼らは理解できない
ので、インターネットが開通してません、開通してください、のシンプルな要求に
絞って何度も電話で繰り返すルビ家。。。長期戦に入ることを、この時点で覚悟。
●住所の変更ですら
住所の変更って、フツーに考えれば、端末上とかで新しい住所を打ち込んで
終わりじゃないですか。これが、この国ではちょっと違うのでしょうか?
ルビ家の住所変更、勝手に3回も、前の住所に戻されていました。その度に、「はあ~~」と、深いため息をつきながら新しい(正しい)住所を再度、通知。
ほんと、ありえません。
<8月下旬>
●ネットにつながらない日々。カフェなどの無線LANを利用して過ごすも限界を
感じる中、インターネットは開通。移転の申し込みを最初に入れた日から数えて
19日後。これでもこの国の場合は、早いほうなのかもしれません。
技術者が家に来たのは、インターネットが開設された翌日・・・。
技術者も無駄足、ルビ家も無駄待ち。
技術者も「あらゆる方法を試したのにネットがつながらない」と交渉して、
やっと派遣されるのですが、派遣することになってもそこからさらに、
4~5営業日後に派遣されてくるのが、これまた対応遅し。
やってきた技術者のおにーさんは、システムの根幹部分を昨日変更したから、
インターネットがつながるようになったと思う、と言ってました。
何が本当か、ようわかりません。
(あまりに開設が遅くて、もう感激もありませんでしたけど。低いレベルに
慣れてしまって、普通のことが起こると、素晴らしいことが起きたかのように
感じる・・・のは錯覚ですよ!パリ在住の皆さんっ。でも低いレベルでも
喜ばないとやってられないのか??!!)
●契約内容までも!
さてさて、これで終わりません。インターネットの回線速度は、8MBで契約の
ルビ家。ところが、
勝手に1MBに変更されていたのです!!どうも速度が遅いなあ・・・とずっと疑問に思っていたところ、請求書に
1MBと書かれた文言をルビパパ発見。 (ーー;)
即刻、電話。誰~も謝らないのは、当地では当然として、何度説明しても、
誰も問題を解決できません。やれ、こっちにかけ直せ。やれ、この電話番号に
かけろだの。
「ケーブルテレビを申し込んでいるから契約変更はできない」とかの言い訳も。
「いやいや、もともと8MBなんです。8MBを維持しながら、申し込めるというから、
テレビを新規に申し込んだんです。じゃあ、テレビ解約すればいいですか?」
さすがに解約されてはマズイと思ったのか「少々お待ちください」で、
3分経過後、「社内で対応するように連絡手続きをしました。」・・・って、
口頭で言われても、あんさん、信用ならんて。
ルビママ「書面で連絡もらえますか」
オペレーター「紙はありません」
「対応に何日かかりにますか?」
「わかりません。数日・・・かな?」
「数日たって、8メガに変更されているか、どうやって分かるんですか」
「・・・・・(無回答)」
「数日経って、速度がまだ遅いなって思ったら、どうすればいいんですか?」
「もう一回、電話してきてください」
「何度も何度も電話してるんですけど。」
「もうこれ以上、私にできることはありません」そもそも、じゃああんたは何ができるの?と心で突っ込みをいれつつ。
あー、性格が悪くなるな~。これ以上のやり取りは時間の無駄ですネ。
この回線速度の件は、今現在も勝手に変更された状態のままです。
<9月上旬>
●ケーブルテレビを一緒に申し込まれている方、ご注意ですよ~!
今回、引越しと同時にプロバイダーが提供しているネット経由のケーブルテレビ
も申し込んでみたルビ家。
当然、初日から使えるなんて鼻から諦めてはいましたけど、予想通り、機能せず。
ネットが開通した日でも、テレビはやっぱりダメでした。
デコーダーにカードを差し込むのですが、どうやら営業所で
隣にいた客と間違えてカードを渡された模様。これも、ありえないですよね~。こんなこと、なんで間違うんでしょ。
他にも暗証コードが必要なのに郵送されてこない、とかもありましたよ。
(通常は営業所で渡されるそうですが、もちろん何も案内されず。再度暗証
コードを取りにいきましたよ。)
開通して11日後に、ケーブルテレビはいったん自動的に見られなくなる仕組み
だそうで、(暗証コードを入れなおすのだとか)ブチッと全部切れてみたり。
そんなこと、どこにも書いてないし、営業所の兄さん達も知らないでしょう。
この衛星放送、最初の3ヶ月は無料とのことですが、この間に連絡をし、確認も
しないと、
自動的に1番高い料金のコースにされますのでくれぐれもご注意を。
●契約内容を勝手に変えられているので、元に戻すよう毎日毎日、良い担当者に
行き着くまで電話するルビ家。
コールセンターは20時までの営業。ある日、19時半ぐらいから電話をかけ始め、
転送につぐ転送でそろそろ19時45分。
係員「もう遅いので明日かけなおしてください」(まだ営業時間中にもかかわらず)
ルビママ「これまでも、何度も何度も電話しています、明日ではなくて、
今すぐ解決したいんです・・・中略(これまでの状況を簡単に説明)だから、
責任者につないでください。」
係員
「ああ・・・ううう・・ 責任者は帰りました。
まわりも、もう20時になりますから、誰もいません・・・」ルビママは怒りを通り越して、もう苦笑です。
業務が終わる前に責任者が帰るわけ?
というか、電話に出たあなたが早く帰りたいだけでしょ・・・。
この1ヵ月半、ほぼ毎日、電話、メール・ファックス送信あるいは営業所来訪など、
ありとあらゆる手段を利用。ほんと、何をやるにも時間がかかりますし、本当の
担当者がやっぱり分からない。
パリでこういう面倒なこと、クレームを代行してくれるビジネスを
開業される方いらっしゃいませんか? うまくやれば儲かると思いますよ。
「おちゅかれさまでしゅね。」 byるび★ルビーからのお告げ★1)
とにかく電話をかけまくれ! コールセンターはダメダメ担当者がたくさん。
良い担当者に当たるまで、我慢して電話をかけまくれ!
2)
営業所(wanadoo(orange)の場合)は、販売だけ! その後のトラブル解決能力は
まったくありません!良い点は、感じよく粘れば端末画面をプリントアウトして
くれる点。後日トラブルがあったら、そのペーパーを証拠として交渉できます。
3)
いざとなったら、無線LANができるカフェ、お金払ってでも!という方は、
契約料金払ってでも無線LANサービスをどうぞ!
⇒
Orange(WIFI)⇒
Ozoneparis.net ※ozoneparis、自宅のパソコンの無線がアンテナをキャッチ。最初の何十時間かは、
なぜか無料でつながりました・・その後は有料になりましたが。
ネットでそのまま申し込めますが、
解約には書留で郵送しないといけない など、これまた面倒なので注意!!!
ルビパパの独り言。
「おフランスよ、”これがこの国ではフツーだから。”って言うんだろうけど、
そんなことをいつまでも続けてたら、世界から取り残されるよ。」
ルビママの独り言。
「今、21世紀。君達、18世紀?」
☆mU^ェ^Um☆ インターネットのない生活なんてもう考えられないかも?
よろしかったら本日も、ワンくりっく、ポチポチッとよろしくおねがいします!
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